Evidian が主導する R&D プロジェクトが ITEA 2 の Gold Award を受賞
パリ – アイデンティティ/アクセス管理の分野でヨーロッパをリードする Evidian は、Evidian が主導する MULTIPOL プロジェクトが、汎ヨーロッパ的な戦略研究プログラム ITEA 2 における最高の栄誉である Gold Award を受賞したことを発表しました。MULTIPOL は、ヨーロッパの 10 の企業と組織が携わった大規模な研究プロジェクトで、拡張企業のセキュリティ ポリシーを調整することを目的としています。
「2011 年の Gold Award は、企業の物理インフラストラクチャとデジタル インフラストラクチャ (建物、オフィス、ソフトウェア、ハードウェア、データベース、アプリケーション) に対するスマート アクセス制御に取り組んだ MULTIPOL プロジェクトに授与されました。これらのインフラストラクチャにおける大きな課題は、合併後の統合、業務委託、仮想企業などで組織の境界を越えて制御を管理することです」と ITEA 2 の会長、Rudolf Haggenmüller (ルドルフ・ハゲンムレル)氏は述べています。
「MULTIPOL は、合併や提携が数学演算となるアクセス制御の数学理論を確立しました。この理論は業務ソフトウェア ソリューションに実装され、プロジェクトの期間中に具体的なビジネス インパクトをもたらすという迅速な活用を実現しました。」
ITEA 2 の授賞式は、2011 年の終わりにフィンランドのヘルシンキで、ITEA & ARTEMIS Co-summit の開催中に行われました。この授賞式で、Evidian の代表者は、クラウドでのセキュリティ ポリシー管理を強化および簡素化できる MULTIPOL の革新的な特性について強調しました。
「この賞は、3 年にわたるチームの取り組みに対する何よりの評価です。すべてのパートナーが大規模なプロジェクトの成功に尽力し、貢献しました。その成果により、非常に重要なトピックに関するヨーロッパにおける研究が具体的な方法で促進されるでしょう」と、MULTIPOL プロジェクトのコーディネーター兼 Evidian の CTO、Thierry Winter (ティエリ・ウィンター)は述べています。
「Gold Award の受賞により、MULTIPOL に参加した組織は共通の成果を促進できるようになります。これにより、組織間のセキュリティ ポリシーの調整に関する最先端技術を推し進めることができます。もちろん、Evidian は、アイデンティティ/アクセス管理に関するヨーロッパにおける研究を主導する立場として、この取り組みに参加します。」
MULTIPOL プロジェクトの期間中、Evidian は、THALES、EADS、Atos Origin、Answare、Innovalia、Nextel、ESI、City Passenger、およびパリ第 12 大学の貢献を取りまとめました。MULTIPOL に加えて、Evidian は ITEA 2 の RoleID プロジェクトにも携わっています。MULTIPOL プロジェクトはフランスの内務省によって選出され、共同出資を受けました。
MULTIPOL の詳細については、www.itea2-multipol.org(英語)を参照してください。
ITEA 2 について
ITEA 2 は、ソフトウェア集約型システム/サービス (SiS) 向けソフトウェアの競争前段階における高度な R&D のための汎ヨーロッパ的な戦略プログラムです。ヨーロッパの産業を SiS 分野の最先端に立たせるプロジェクトを奨励および支援します。SiS 分野では、ソフトウェアは、システムの機能、システム開発コスト、リスク、およびシステム開発時間の点で重要な要素となります。ITEA 2 では、そのプログラムを実施する満 8 年間で合計 20,000 人年を動員することを目標としています。www.itea2.org(英語) を参照してください。