パリの地下鉄が Evidian SafeKit を採用
パリ – フランスのパリ交通公団 (RATP) は、パリの地下鉄の 1 号線の集中制御室に Evidian の SafeKit ソフトウェアを採用しました。この路線の 1 日あたりの乗客数は約 725,000 人に上ります。
このソリューションは、パリの地下鉄 1 号線の自動化計画の一環として企画されています。Evidian SafeKit は、ビジネスに欠かせないためにわずかなダウンタイムも許容されないアプリケーションの運用を強化します。このソリューションには、既に配置されているシステムで実行できるというメリットもあります。
1 号線の集中制御室の管理は重要なアプリケーションです。IT 障害発生時でも、サービスの継続性と乗客の安全を確保するために、地下鉄路線網の画像とデータに制御室のオペレーターがアクセスできる必要があります。
RATP が SafeKit を採用したのはそのためです。次のような機能が組み合わされている製品は SafeKit のほかにありません。
- 高可用性: いつでもすぐに処理を引き継ぐことができるバックアップ サーバーによって 24 時間体制の管理が保証されます。
- 負荷分散: このアプリケーションでは多数の同時接続をサポートできる必要があります。
- 耐障害性: すべてのサーバーが同じ場所に収容されないため、火事や洪水などの災害に備えることができます。
「パリの地下鉄 1 号線の自動化は、RATP の主要プロジェクトの 1 つです。このプロジェクトでは、IT 障害に耐えられる集中制御室が必要とされていました。"純粋なソフトウェア ソリューション" である SafeKit は、私たちが必要としている 3 つの主要機能、すなわち、サーバー間の負荷分散、インシデント後の自動フェールオーバー、リアルタイム データ レプリケーションを提供してくれます。サーバーをリモートのマシン ルームに分散するのもとても簡単でした」と RATP のプロジェクト マネージャー、Stéphane Guilmin (ステファン・ギルマン) 氏は述べています。
「地下鉄の路線の集中制御室 (CCR) は、重要な活動の拠点です。路線を管理するオペレーターは、ごく小さなインシデントにもすぐに対応する必要があります。IT 障害によってオペレーターが路線の状況を把握できなくなるようなことはあってはなりません。このプロジェクトでは、Windows と Linux で実行されている 20 を超える数の SafeKit クラスターが使用されています」と、Bull Evidian の SafeKit プロダクト マネージャー、Bruno Rochat (ブルーノ・ロシァー) は述べています。「この革新的な製品の開発と、この種の課題に対処するためのマーケティングには、Bull のミッションクリティカル システムに関する専門知識が役立てられています。」